店名は「寿司玄」ですが、お寿司だけでなく、四季を感じていただける
伝統的な京料理やこだわりの創作料理で、足を運んでくださるお客様を
おもてなし致しております。敷居の高い京料理や和食を、気軽に立ち寄って
いただけるお店で楽しんでいただきたい。
私たち「寿司玄」は、料理やお店づくりにそんな想いを込めています。
その季節の一番おいしいものを、おいしく味わっていただくこと。
日本人が、そして京都の人々が古くから大切にしてきたそんな「食の贅沢」を
楽しんでいただくために、その季節でしか出会うことのできない味わいを
ご用意しております。
昭和54年の創業以来、「寿司玄」は京都・高野にお店があります。
高野のある京都市左京区は、古くは福井小浜から京都出町柳まで続く
「鯖街道」の終着点として栄えました。
現代にも伝わる鯖寿司の文化はこの地から生まれたもので、
「寿司玄」もその文化を受け継いで、鯖寿司をお作りしています。
高野周辺は京都市内でも自然豊かな地域で、訪れる人の多くが、
近くに迫る「比叡山・大文字山」の風景や町の静けさに感銘を受けられます。
高野川を流れている水が美しいことから、かつては友禅流しが行われ、
町の情緒を演出していました。
また世界文化遺産に登録されている下鴨神社も近くにあります。
当店にお越しになるお客様には、こうした高野の美しい風景と、
静かにゆっくり流れる時間をお楽しみいただければ幸いです。
ご家族の団欒に、そして親しいご友人との語らいに、
京・高野の“隠れ家”は、いつでもお客様を温かくお迎え致します。
四方を山に囲まれている京都は古くから新鮮な海産物が手に入りにくく、
それが京風のお寿司という文化を育んできました。
江戸前のお寿司といえば、いわゆる握り寿司のことを指します。
これは江戸前つまり東京湾などの近海で獲れた新鮮な魚介類を、
新鮮なまま握り寿司にして食べるという文化です。
その一方、京都では、いわゆる箱寿司や巻き寿司などのような
保存のきくお寿司の文化が発展しました。
鰹(かつお)と昆布のきいた熱い煮汁でご飯を炊くという伝統的な
製法は「湯炊き飯」と呼ばれ、京風寿司独特の味わいを醸し出して
います。京風のお寿司は単なる保存食ではなく、食べる頃にもっとも
おいしくなるように作られており、時間の流れを楽しむという京都の
奥深い食文化を感じさせる料理なのです。「寿司玄」では、伝統的な
京風のお寿司をはじめ、新鮮なネタによる握り寿司を、季節ごとに
厳選した素材を用いてお召し上がりいただいております。
「寿司玄」ではお寿司以外にも、四季折々の食材や京野菜を使った京料理を
お出ししております。
味だけでなく、その食材の持つ色や香りも楽しめる
「季節の京料理」は、常連のお客様にも好評です。
季節によって表情を変えるのは、高野周辺の自然だけではありません。
高野にお越しの際は、「寿司玄」の季節の料理もぜひご堪能ください。
そしておいしいお料理に欠かせないのが、おいしいお酒です。
「寿司玄」にはお酒がお好きな方にご満足いただけるよう、豊富な品揃えの
日本酒や焼酎をご用意しております。
森伊蔵や赤霧島など、入手が困難なお酒も多数ご用意しておりますので、
おいしいお料理のお供としてお楽しみください。
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